ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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秩禄処分

秩禄処分(ちつろくしょぶん)とは、明治政府が1876年(明治9年)に実施した秩禄給与の全廃政策です。そもそも秩禄とは、華族士族に与えられた家禄と維新功労者に対して付与された賞典禄を合わせた呼称で、まあ月々のお手当、お給料のっことですね。この支給をもうやめます!という政策です。いちおう経過措置として5年~14年分の秩禄に相当する公債が支給されて、「はい!終わり。さよなら~リストラ~」となりました。旧支配層がほぼ無抵抗のまま既得権を失ったという点で、世界史的にも稀な例とされます。ただ、このあと士族の反乱が日本各地で起きていくわけですけどね。

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