士族(しぞく)とは、明治以降、江戸時代の主に旧武士階級で、華族とされなかった者に与えられた身分階級です。法律上は平民と比べて特権があったわけではありませんでしたが、戸籍に表示されました。第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)5月3日の日本国憲法施行により他の身分とともに廃止され、戸籍の記載事項としての廃止は、1947年12月22日公布、1948年1月1日施行の戸籍法により行われました。
ざっくり用語解説
士族
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