吉田兼倶(よしだ かねとも)は、室町時代中期から戦国時代にかけての神道家。唯一神道(吉田神道)の事実上の創始者です。
もともと神祇職(神道の神主などを務めもの)の家系に生まれ、家学・神道説を整理していく中で、両部神道や伊勢神道に対抗する「唯一神道」の基礎を築きました。その後、朝廷・幕府に取り入って勢力を拡大し、全国の神社を支配、神位・神職の位階を授与する権限を獲得していきました。
ざっくり用語解説
吉田兼倶(よしだ かねとも)は、室町時代中期から戦国時代にかけての神道家。唯一神道(吉田神道)の事実上の創始者です。
もともと神祇職(神道の神主などを務めもの)の家系に生まれ、家学・神道説を整理していく中で、両部神道や伊勢神道に対抗する「唯一神道」の基礎を築きました。その後、朝廷・幕府に取り入って勢力を拡大し、全国の神社を支配、神位・神職の位階を授与する権限を獲得していきました。