フランシスコ = ザビエルは、スペイン生まれのカトリック教会の司祭、宣教師。イエズス会の創設メンバーの1人です。世界へのカトリック宣教をテーマにしていたイエズス会メンバーとして、当時ポルトガル領であったインド西岸のゴアへと赴きました。
1542年からゴアを拠点に宣教活動を進め、その後1549年に薩摩に来着し、日本にキリスト教をもたらしました。日本での布教は困難がありながらも、九州や山口の大名たちの保護を受けながら、少しずつ前進しました。
1552年に一度インド・ゴアに戻り、その後日本での布教のためには中国での布教が不可欠だと考え、中国を目指します。しかし、中国への入境は思うようにいかず、1552年12月に死没しました。