源氏物語絵巻(げんじものがたりえまき)は、源氏物語を題材にした絵巻物。源氏物語を題材とする絵巻物は複数存在しますが、特に何の断りもなけば、通称「隆能源氏」(たかよしげんじ)と呼ばれている平安時代末期の作品で、国宝に指定されているものを指します。これは、源氏物語を題材にして制作された絵巻としては現存最古のもので、平安時代末期の制作であるとされています。。『伴大納言絵詞』、『信貴山縁起絵巻』、『鳥獣人物戯画』(いずれも国宝)とともに日本四大絵巻と称されています。(なお、日本四大絵巻には鳥獣人物戯画の代わりに『粉河寺縁起絵巻』をあげる見解もアリ)
ざっくり用語解説
源氏物語絵巻
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