黒船(くろふね)は、大型の西洋式航洋船のことで、語としては江戸時代の前から蒸気船以外にも使われていました。しかし、まあ黒船といったらペリーが乗ってきた蒸気船のことですね。この黒船来航でてんやわんやとなっている幕府や社会のことをさして、以下のような川柳が読まれました。
「上喜撰(※) たった四杯で 夜も眠れず」
※蒸気船とかけている、良質のお茶のこと。カフェイン満タンですね。
船って「杯」とも数えるので、それともかけていますね。
現代においても「黒船がやってきた!」という比喩にも使われていますね。