ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
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  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
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  • 明治維新と近代国家の形成
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東久邇宮稔彦王

東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみや なるひこおう)、のち東久邇 稔彦(ひがしくに なるひこ)は、日本の旧皇族、政治家、陸軍軍人。東久邇宮初代当主。

第二次世界大戦後、終戦処理内閣として内閣総理大臣(在職1945年8月17日-1945年10月9日)に就任。憲政史上唯一の皇族内閣を組閣しました。

内閣総理大臣として、連合国に対する降伏文書の調印、軍の解体と復員、行政機構の平時化、占領軍受け入れなどを実施。しかし、自由化政策を巡るGHQと内務省による対立やGHQによる内政干渉に対し、抵抗の意志を示すため総辞職しました。在任日数54日間は史上最短記録。(ちなみに第1次岸田内閣は在職38日で解散し、総選挙を経て再任されています。)

内閣総理大臣退任後の1946年(昭和21年)に公職追放となり、1947年(昭和22年)に臣籍降下。その後に手がけた事業はことごとく失敗したといいますが、歴代内閣総理大臣の中の最長寿者(102歳48日=37303日で死去)。

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