ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
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  • 明治維新と近代国家の形成
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ベトナム戦争

ベトナム戦争(べとなむせんそう)は、当時南北に分断されていたベトナムで社会主義陣営の北ベトナム(ベトナム民主共和国)と資本主義陣営の南ベトナム(ベトナム共和国)との間で勃発した戦争であり、冷戦中に起こったアメリカ合衆国とソビエト連邦の代理戦争とされるものです。

建国当初よりベトナム南北両国は対立関係にあり、南ベトナム国内では北ベトナムに支援された反政府組織である南ベトナム解放民族戦線(解放戦線)が活動して軍や警察などと衝突を繰り返していました。こういった情勢下、南ベトナムの同盟国であるアメリカ合衆国は軍事顧問を送り込むなどして以前より南ベトナムを援助していたのですが、1964年8月のトンキン湾事件を契機として全面的な軍事介入を開始します。しかしアメリカ軍は北ベトナム軍や解放戦線側によるゲリラ戦を相手に苦戦し、最終的に和平協定を結んでこの戦争から撤退。戦争はその後、1975年4月30日に北ベトナム軍が南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチミン市)を陥落させて、北ベトナムによってベトナムが統一されました。

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