ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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戦国時代の遺風をなくする政策

敵を倒して(殺して)、出世できた時代というのが戦国時代です。あるいは最下層の身分であっても実力があれば、関白・天下人に成りあがれちゃう「超競争社会」というのが戦国時代でした。荒々しい時代だったわけです。昔も今も老人というのは昔話や自分の武勇伝が好きなわけですが、この時代も「わしが若いころは神君・家康様に付き従って、大坂の陣で活躍したもんじゃ」と聞けば、やはり若者は興奮するものでしょう。なにせホントの「武勇伝」なわけですから、しかし、時代は泰平・平和な世で、競争抑止の「超規制社会」へと変容しているわけですので、「いつまでも武功で成り上がれる時代でもないし、強権的な政策がふさわしい時代でもない」ということで世の中は文治政治へと転換されていくのでした。

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