ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

天文方

天文方(てんもんかた)は、江戸幕府によって設置された天体運行および暦の研究機関で、主に編暦(暦をつくる作業)を司りました。元々、編暦作業は朝廷の陰陽寮が所管し、代々土御門家があたっていましたが、貞享元年(1684年)に渋川春海が貞享暦を作成し、従来の宣明暦から切り替えると、幕府は寺社奉行のもとに天文方を設置して、同年12月1日(1685年1月5日)に春海が天文方に就任しました。以来、編暦作業の実務は幕府に移り、天文方で行われるようになりました。その後、延享4年1月23日(1747年3月4日)には寺社奉行傘下から若年寄傘下へとうつりました。

関連する学び直しノート