事大党(じだいとう)とは、李氏朝鮮末期に朝鮮にあった党派の一つで「大に事(つか)える党派」ということで、ここでいう「大(だい)」とは清のことを指します。今まで超大国として君臨していた清への臣属関係を今後も継続して重視していこうという保守派です。守旧派とも言われます。1882年の壬午事変で大院君を退けた閔氏一族を中心に形成され、朝鮮の政界を支配しました。1884年の甲申政変の後さらに清に接近し、優勢でしたが、1894年-1895年の日清戦争に清が敗北すると衰え、多くは親露派に変わりました。
ざっくり用語解説
事大党(じだいとう)とは、李氏朝鮮末期に朝鮮にあった党派の一つで「大に事(つか)える党派」ということで、ここでいう「大(だい)」とは清のことを指します。今まで超大国として君臨していた清への臣属関係を今後も継続して重視していこうという保守派です。守旧派とも言われます。1882年の壬午事変で大院君を退けた閔氏一族を中心に形成され、朝鮮の政界を支配しました。1884年の甲申政変の後さらに清に接近し、優勢でしたが、1894年-1895年の日清戦争に清が敗北すると衰え、多くは親露派に変わりました。