福田赳夫(ふくだ たけお)は、大蔵官僚出身の政治家です。自民党総裁、総理大臣の座を田中角栄と争いましたが、その激しい争いは「角福戦争」と呼ばれるほどのものでした。田中角栄内閣が倒れたあとは、三木武夫に総理・総裁の座を奪われましたが、三木内閣がロッキード事件への対応を巡って自民党内からの反発を受けて倒れ、三木内閣の後継として念願の内閣総理大臣に就任しました。首相在任期間は、1976年から1978年まで。その間で日中平和友好条約を締結しました。