ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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徳川斉昭

徳川斉昭(とくがわ なりあき)は、江戸時代後期の大名(親藩)。御三家のひとつ、水戸藩の第9代藩主です。江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の実父でもあります。藩政改革に成功し、幕末期の名君の一人に数えられています。幕府の許可を得て、石川島に造船所を作ったり、海外の技術を受け入れたりする姿勢を持っていましたが、お膝元の水戸藩では、大日本史編纂以降「水戸学」という「日本サイコー!」という学問・思想の影響もあり、開国には猛反対の姿勢を示します。しかし、彼が残した書簡の中には、「私は攘夷派(外国を蹴散らすべし派)の頭目と思われていて、開国と言い出すことができない。でも開国するしか日本が生き残る道はない。みんなでなんとか開国の方向に舵を取ってくれ」という言葉があります。立場って大変ですね。

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