ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

教育勅語

教育勅語(きょういくちょくご)は、明治天皇が近代日本の教育の基本方針として下した勅語です。1890年(明治23年)10月30日に下され、1948年(昭和23年)6月19日に国会によって排除または失効確認がされました。

「勅語」として明治天皇の御名のもとに頒布されましたが、実際は1890年2月に開催された地方官会議において、当時の第1次山県有朋内閣に対して徳育原則の確立を迫る建議が行われたのが直接のきっかけとなりました。法制局長・井上毅と枢密顧問官・元田永孚らが中心となって起草しました。前身的な物として、自由民権運動や欧化政策への反発の中で1879年(明治12年)に起草された「教学聖旨」や、1882年(明治15年)に頒布された「幼学綱要」などがあり、これらの思想と政策を引き継いだものが教育勅語です。

国民道徳の基本と教育の根本理念を明示するために発布されました。

関連する学び直しノート