国民之友(こくみんのとも)は、1887年(明治20年)創刊、1898年(明治31年)廃刊の月刊雑誌です。発刊元は徳富蘇峰の設立した言論団体の民友社。 この雑誌で、徳富蘇峰は政府の推進する「欧化主義」に対しては「貴族的欧化主義」と批判して、「平民的欧化主義」を取るべきと主張します。また、三宅雪嶺ら政教社の掲げる国粋主義(国粋保存主義)に対しても、国民の自由拡大と生活向上のためには上(政府・貴族)からではなく、下(平民)からの西洋化(開化)が必要だとの平民的急進主義の主張を展開しました。
日清・日露・第一次世界大戦|戦争による経済成長と社会問題日本は日清戦争から戦争を通じて経済や産業を大きく成長させてきました。一方で産業の成長に伴って公害や労働問題などの社会問題も顕在化していきます。 日清戦争の勝利と三国干渉、その後の日露戦争 第一次世界大戦による日本の国際的影響力の高まり 戦争による経済・産業の成長と社会問題 歴史年表だけでは語り尽くせない彼らの野望、戦略、そして後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。 12.脱亜入欧、日清・日露戦争 #31