一遍聖絵伝(いっぺんひじりえでん) は、伊予国(現在の愛媛県)に生まれ浄土宗を修めたのち、新しく独自の宗旨である時宗を興した開祖一遍(遊行上人)を描いた絵巻。全12巻で構成。国宝です。全体的に人物を小さく扱い、背景の自然描写に大きな関心が注がれ、四季の風景を美しく描いた歌絵は名所図絵的な趣を伝えています。人物や建物の的確な描写には鎌倉時代の写実主義的な傾向が強く見られます。教科書では104ページに掲載されています。
ざっくり用語解説
一遍上人絵伝
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