ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
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李成桂

李成桂(り せいけい)は、李氏朝鮮の初代国王。在位は1392年から1398年。もともとは、朝鮮半島の前王朝であった高麗の有力武将でした。高麗はに服属してからは、元の皇族との婚姻関係を重ね親元政策を取っていました。この姿勢は、元がによって中国から追い払われたあとも継続されていました。元のサポートのため、高麗は明への遠征を企画し、李成桂も派遣されましたが、この遠征中にクーデターを起こして高麗王を廃位して、1392年に新政権を作り王位についたのでした。ちなみに当初は国号を高麗のままにし、明を宗主国として関係の改善に努めたことで[5][6]、翌1393年に明により権知高麗国事(高麗知事代理)に冊封され、同年に「朝鮮」の名を新国号として与えられて李氏朝鮮の創始者となった。

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