ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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源信

源信(みなもと の まこと)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨天皇の子(嵯峨第一源氏)です。嵯峨天皇は子だくさんであったため、皇室財政がひっ迫することを懸念して、皇子たちに「源」姓を付与して、臣籍降下しました。嵯峨天皇の息子ということもあり、貴族社会でも有数の血統ですから、順調に出世をして良房の次点となる左大臣の地位にまで昇進します。しかし、応天門の変では、陰謀の嫌疑をかけられ、自宅が包囲されるという目にあって非常なショックを受けました。以後、無実となったあとも門を閉じて自宅に引っ込んでいましたが、869年2月に気分転換のために狩猟に出かけたら、そこで落馬。意識不明のまま数日後に死去しました。

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