ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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刀狩

刀狩(かたながり)は、豊臣秀吉以外にも出されていますが、この時出された内容は、

・百姓が刀や弓、槍、鉄砲などの武器を持つな

・取り上げた武器は方広寺の大仏の釘とかにする、百姓はあの世でも救われるぞ

・百姓は農具だけもって耕作しろ

といった内容です。ここでは、百姓だけが対象となっていますが、戦国時代というのは、武士だけでなく全員が武装していた時代です。まさに「戦国」の世のわけです。何も百姓だけが武装していたわけではなく、僧侶も商人も武装してました。徐々に武士以外から武器を取り上げていくんですね。この刀狩令という命令が出たタイミングと同時に「海賊停止令(かいぞく ちょうじれい)」も出されていて、海上の民たちにも武装解除を命じていきます。

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