日華平和条約(にっかへいわじょうやく)とは、日本と中華民国(台湾)との間の平和条約です。サンフランシスコ講和会議に中華民国は招かれておらず、サンフランシスコ平和条約を締結していませんでしたが、これにより、日本国政府と中華民国政府との間で、両国間における第二次世界大戦(日中戦争)の戦争状態が終結しました。1952年4月28日に署名。1952年8月5日に発効。
しかし、1972年9月29日の日中共同声明の合意により、日本と中華人民共和国の間で国交が樹立すると、「ひとつの中国」の下で、日本は中華人民共和国は中国の唯一の合法政府と承認したため、日華平和条約については「終了したものと認められる」とされています。