ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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第2次日英同盟協約

1902年に締結された日英同盟ですが、その時点では日英がそれぞれ第三国と戦争となった場合は他の一方は中立を守るという防御同盟でした。そのため、日露戦争ではイギリスは中立を守りつつ、日本を側面サポートしてくれましたが、日本が単独でロシアと戦う必要がありました。その日露戦争の終わる直前の1905年8月に日英同盟は改定されました。この改訂内容を第2次日英同盟協約といいます。第2次では、同盟の適用地域が東アジアおよびインドと拡大されてインドにおけるイギリスの、朝鮮(大韓帝国)における日本の優越権をそれぞれ認め、また同盟義務も第三国から攻撃された場合は相互に軍事的援助の義務を負うという本格的な軍事同盟に深化しました。

 

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