712年に太安万侶によって編纂された日本の日本神話を含む歴史書。現存する日本最古の書物です。上中下の3巻構成で、内容は天地開闢から推古天皇までを取り扱っています。8年後の養老4年(720年)に編纂された『日本書紀』とともに『記紀』と総称されることもありますが、『古事記』が出雲神話を重視するなど両書の内容には差異もあります。日本書紀が漢文で書かれたのに対して、古事記は変体漢文を主体としつつ万葉仮名で記述されています。
ざっくり用語解説
712年に太安万侶によって編纂された日本の日本神話を含む歴史書。現存する日本最古の書物です。上中下の3巻構成で、内容は天地開闢から推古天皇までを取り扱っています。8年後の養老4年(720年)に編纂された『日本書紀』とともに『記紀』と総称されることもありますが、『古事記』が出雲神話を重視するなど両書の内容には差異もあります。日本書紀が漢文で書かれたのに対して、古事記は変体漢文を主体としつつ万葉仮名で記述されています。