臥薪嘗胆(がしんしょうたん)は、復讐のために苦労に耐えるという意味の故事成語です。中国春秋時代の呉と越の争いに由来し、「薪」をベッドに「臥」して寝て、その痛みで受けた屈辱を忘れないようにした呉の王様のエピソードと「肝」を「嘗(な)」めて、その苦みで受けた屈辱を忘れないようにした越の王様のエピソードが合体したものです。
明治時代の日本において、三国干渉が発生した時に、ロシア帝国に復讐するために耐えようという機運を表すスローガンとして広く使われました。
ざっくり用語解説
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)は、復讐のために苦労に耐えるという意味の故事成語です。中国春秋時代の呉と越の争いに由来し、「薪」をベッドに「臥」して寝て、その痛みで受けた屈辱を忘れないようにした呉の王様のエピソードと「肝」を「嘗(な)」めて、その苦みで受けた屈辱を忘れないようにした越の王様のエピソードが合体したものです。
明治時代の日本において、三国干渉が発生した時に、ロシア帝国に復讐するために耐えようという機運を表すスローガンとして広く使われました。