後藤 祐乗(ごとう ゆうじょう)は、室町時代の金工家であり、装剣金工の後藤四郎兵衛家の祖です。初め将軍・足利義政側近として軍務に携わっていたところ、18歳の時に同僚からの讒言を受けたために入獄。その際に獄士に請うて小刀と桃の木を得て神輿船14艘・猿63匹を刻んで見せたところ、その出来栄えに感嘆した義政によって赦免され、装剣金工を業とするように命じられたとのこと。芸は身を助けるとはまさにこのことですね!
ざっくり用語解説
後藤 祐乗(ごとう ゆうじょう)は、室町時代の金工家であり、装剣金工の後藤四郎兵衛家の祖です。初め将軍・足利義政側近として軍務に携わっていたところ、18歳の時に同僚からの讒言を受けたために入獄。その際に獄士に請うて小刀と桃の木を得て神輿船14艘・猿63匹を刻んで見せたところ、その出来栄えに感嘆した義政によって赦免され、装剣金工を業とするように命じられたとのこと。芸は身を助けるとはまさにこのことですね!