ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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長崎の出島

出島(でじま)は、1634年江戸幕府が対外政策の一環として長崎に築造した日本初の本格的な人工島です、扇型で面積は僅か3,969坪(約1.5ha)。1636年から1639年までは対ポルトガル貿易、1641年から1859年まではオランダ貿易が行われました。明治以降に、長崎港の港湾整備に伴う周辺の埋立等の結果、陸続きとなり扇形の面影が失われてしました。

1996年から長崎市によって、江戸当時の姿への復元を目指す「出島復元整備事業計画」が進められていますが、まだ扇形の出島は復元されておらず、長崎市の出島史跡整備審議会は2050年を目標に、かつての水に囲まれた扇形の島を完全復元するよう長崎市長に提言しています。果たして達成できることやら。

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