安部磯雄(あべ いそお)は、日本の経済学者、社会主義者、政治家です。キリスト教的人道主義の立場から社会主義を活発に宣伝し、日本社会主義運動の先駆者として、1901年に社会民主党を結成しますが直後に禁止されてしまいました。その後も、日露戦争では非戦論を唱えたり、公娼制度の廃止や産児制限など、初期の女性解放(フェミニズム)運動にも積極的に関与したりしました。 1924年に日本フェビアン協会を設立。1928年、第16回衆議院議員総選挙に社会民衆党から立候補し、衆議院議員当選連続5回。また東京市会議員も務め、社会民衆党党首、社会大衆党執行委員長を歴任しました。また、日本における野球の発展に貢献し「日本野球の父」と呼ばれています。早稲田大学野球部創設者。