北野神社麴座(きたのじんじゃ こうじざ)は、室町時代、京都において酒造工程の一つである麹造りを支配していた座のことです。本所は北野神社(北野天満宮)で、当時の酒屋は、まだ麹造りまでは職業範囲ではなく、北野神社(現在の北野天満宮)の神人たちが「麹座」を結成して、北野神社(本所)の権威を背景に京都西部の麹の製造・販売の独占権を有していました。しかし、麹造りを自前でやりたいと考えている酒屋との対立の結果、1444年には北野神社麹座による麹の製造・販売の独占権は廃止されてしまいました。
ざっくり用語解説
北野神社麴座(きたのじんじゃ こうじざ)は、室町時代、京都において酒造工程の一つである麹造りを支配していた座のことです。本所は北野神社(北野天満宮)で、当時の酒屋は、まだ麹造りまでは職業範囲ではなく、北野神社(現在の北野天満宮)の神人たちが「麹座」を結成して、北野神社(本所)の権威を背景に京都西部の麹の製造・販売の独占権を有していました。しかし、麹造りを自前でやりたいと考えている酒屋との対立の結果、1444年には北野神社麹座による麹の製造・販売の独占権は廃止されてしまいました。