ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
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  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
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しかし収入の安定・増加をめざして幕領の年貢引き上げをおこなったので,農民の不満が高まり,百姓一揆もしだいにふえてくるようになった。

徳川吉宗は名君みたいなイメージがありますが、その実、幕府の財政安定化のためにかなり農民を絞り取った時代でもありました。吉宗時代の旗本に神尾春央(かみお はるひで)という人物がいて、「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」という言葉を残したと言われています。彼は、農民からみればとんでもない人物ですが、将軍吉宗にとってみたら幕府の財政を潤沢にし、改革に貢献した功労者と捉えることができるということです。

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