ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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北面の武士

北面の武士(ほくめんのぶし、北面の武士)とは、院御所の北面(北側の部屋)の下に近衛として詰め、元天皇の身辺を警衛、あるいは御幸に供奉した武士のことを指します。11世紀末に白河法皇が創設しました。院の直属軍として、主に寺社の強訴を防ぐために動員されます。本来は、検非違使庁(オフィス)にいる検非違使(スタッフ)が治安維持など、平安京の軍事力として存在しましたが、白河は北面の武士として、仕えさせていた武士たちを検非違使に抜擢して、検非違使庁をすっとばして直接指示して、軍事力の行使をしていました。平家の平正盛・忠盛親子は、この北面の武士の筆頭でした。清盛は忠盛の息子。

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