いわずとしれた日本の土器。縄文土器は、大森貝塚を発掘したモースによって見出されました。当初は、「貝塚土器」とか色々な呼ばれ方をしましたが、結局、縄目文様という発想から命名された「縄文式土器」の用語が定着。その後、1975年以降に「式はいらなくね?」ということで、現代では「縄文土器」と呼ばれるようになりました。
後述の弥生土器と比較すると、
弥生土器は焼成温度が高い。縄文土器は温度が低い。
よって、縄文土器は壊れやすく、形状も厚く形成されている。
そして、弥生土器は高温で焼かれたため、薄い赤褐色。縄文土器は褐色。