ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 動乱の戦国時代
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  • 発展する経済・文化
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日光東照宮

日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、栃木県日光市に所在する神社ですね。祀られているのは、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)です。本全国の東照宮の総本社的存在ですので、本来は単に「東照宮」というのが正式名称です。まさに英語のTheという定冠詞だけで、「あーTheってことは日光の東照宮ね」となるんですが、まあ他にもたくさん東照宮があるし、日本語には定冠詞がありませんので、、東照宮の公式サイトにも「日光東照宮」と書かれています。他の有名な東照宮は、静岡県の久能山東照宮、江戸・上野の上野東照宮ですね。

もともと、日光には、東照宮に隣接する仏教寺院の輪王寺が奈良時代の昔からあり、日光は、関東地方の霊場として尊崇を集めていて、東国における宗教的権威となっていたのです。こうした歴史を背景に、徳川氏は東照宮を造営したと考えられています。

東照宮、輪王寺、日光二荒山神社を含めた二社一寺は、「日光の社寺」としてユネスコ世界文化遺産に登録されていて、参拝者や外国人を含む観光客が多く訪れています。

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