ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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日露協約

日露協約(にちろきょうやく)は、日露戦争後に締結した、日本とロシア帝国がお互いに権益を認め合った4次に亘る協約のことです。

1907年7月30日に第1次条約が調印され、1916年7月3日に第4次条約が調印されました。秘密条項では日本はロシアの外モンゴルにおける権益、ロシアは日本の朝鮮における権益を認め合いました。1910年の第2次日露協約では、両国それぞれの満州権益の確保について確認し合っています。しかし、1917年のロシア革命でロシア帝国が滅亡すると、協約はソビエト連邦政府によって破棄され、日本は中国権益の危機を迎えることになりました。

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