奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)は、戊辰戦争中の1868年(慶応4年/明治元年)5月6日に成立した同盟で、陸奥国(奥州)・出羽国(羽州)および越後国(越州)の諸藩が、明治新政府に反対する攻守同盟を締結しました。しかし、成立間もない5月中に新政府軍は東北への侵攻を開始、同盟諸藩は新政府軍の前に個々に降伏し、9月には中心的存在の仙台藩、会津藩が降伏し、同盟は消滅しました。
ざっくり用語解説
奥羽越列藩同盟
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