格式(きゃくしき)とは、律令の補完のために出された法令あるいはそれらをまとめた法令集のこと。
格(きゃく)は律令の修正・補足のための法令(副法)と詔勅を指し、式(しき/のり)は律令の施行細則を指しました。
律令制度は本来、律・令・格・式によって運用されますが、根本法典である律(刑法に相当)と令(行政法・民法に相当)は改正をせずに、必要があれば格を出して改正・追加し、細かな施行細則は式によって定めるようになっています。
ざっくり用語解説
格式(きゃくしき)とは、律令の補完のために出された法令あるいはそれらをまとめた法令集のこと。
格(きゃく)は律令の修正・補足のための法令(副法)と詔勅を指し、式(しき/のり)は律令の施行細則を指しました。
律令制度は本来、律・令・格・式によって運用されますが、根本法典である律(刑法に相当)と令(行政法・民法に相当)は改正をせずに、必要があれば格を出して改正・追加し、細かな施行細則は式によって定めるようになっています。
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04.権力闘争と貴族の時代 #09
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