北伐(ほくばつ)とは、「北方の従わないやつらを征伐する」という意味ですが、ここでは、1921~28年に中国広東の南方革命政権が実施した北方軍閥政権打倒をめざした軍事行動のことを指し、とくに26年7月~28年8月の蒋介石を総司令官とした国民革命軍の出兵をさします。清朝滅亡後の中国は各地に軍閥が跋扈するという、中国統一王朝滅亡後のデフォルトの状態にありました。それを統一するためには武力による制圧が必要であり、蒋介石は北伐の遂行によって中国の統一に成功したのでした。
ざっくり用語解説
北伐(ほくばつ)とは、「北方の従わないやつらを征伐する」という意味ですが、ここでは、1921~28年に中国広東の南方革命政権が実施した北方軍閥政権打倒をめざした軍事行動のことを指し、とくに26年7月~28年8月の蒋介石を総司令官とした国民革命軍の出兵をさします。清朝滅亡後の中国は各地に軍閥が跋扈するという、中国統一王朝滅亡後のデフォルトの状態にありました。それを統一するためには武力による制圧が必要であり、蒋介石は北伐の遂行によって中国の統一に成功したのでした。