馬借（ばしゃく）は、馬を利用して荷物を運搬する輸送業者のこと。貨幣経済の勃興と共に、荘園の余剰物資などを運輸販売するために発達した私的な業者です。当時の交通の要点にあたる村落では農民も馬借に参加したと考えられています。また、馬借の中にも財力を蓄えて、高利貸的名主と考えられる層も出てきました。
要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像
日本史の学び直し.com
- 日本の夜明け
- 大和王権と古墳文化
- 古代国家の成立
- 権力闘争と貴族の時代
- 武士階級の台頭
- 武家社会の動揺
- 動乱の戦国時代
- 幕藩体制の始まり
- 発展する経済・文化
- 揺らぎ始める幕藩体制
- 明治維新と近代国家の形成
- 脱亜入欧、日清・日露戦争
- 第一次世界大戦
- 第二次世界大戦