ロンドン海軍軍縮条約(ロンドンかいぐんぐんしゅくじょうやく)は、1930年4月22日に署名されたイギリス、日本、フランス、イタリア、およびアメリカ合衆国で締結された多国間協定です。各国の水上艦にトン数制限を設けた1922年のワシントン海軍軍縮条約に加えて、ロンドン海軍軍縮条約では海底戦力(潜水艦ですね)を規制し、巡洋艦と駆逐艦をさらに統制し、海軍造船を制限する内容になっていました。1930年10月27日にロンドンで批准が交換され、同日、条約が発効しましたが、ほとんど守られることなく、実際の効果はなく終わってしまいました。