ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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マニュファクチュア(工場制手工業)

マニュファクチュア(英語:manufacture)は、製造業の形態のひとつ。日本語で、工場制手工業と訳されます。歴史的用語としては、被雇用労働者による大規模手工業を意味します。地主や商人が工場を設け、そこに賃金労働者を集めて、数次にわたる製造工程を、それぞれ分業や協業を通しておこない、多くの人員を集めてより効率的に生産を行う方式のことです。分業であるために作業効率が向上し、生産能力が飛躍的に上がりますが、とはいえあくまでも機械ではなく、「手」による工業なので、技術水準は前近代的なものにとどまります。経済史では、農民の副業として発展した問屋制家内工業の次段階に位置づけられています。

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