ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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大川周明

大川周明(おおかわ しゅうめい)は、日本の思想家、ファシスト、国家主義者です。大川周明は、近代日本の西洋化に対決し、精神面では日本主義、内政面では社会主義もしくは統制経済、外交面ではアジア主義を提唱しました。そのため、満州事変の理論的・思想的支柱と目され、戦後の東京裁判において、唯一、民間人としてA級戦犯の容疑で起訴されました。しかし裁判中には支離滅裂な言動が頻発します。裁判中の有名な話として、東条英機のアタマを後ろから音がするほど叩いたというものがあります。そのため、梅毒による精神障害と診断され、訴追免除となりました。ちなみに東京裁判で起訴された被告人の中で、裁判終了時に存命していて有罪にならなかった唯一の事例です。

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