在華紡(ざいかぼう)とは、中国に展開された日本資本による紡績業のことです。1902年(明治35)から三井物産・日本綿花・内外綿などが中国での紡績経営に乗りだしました。第一次世界大戦後、対中輸出の減少に対処するために東洋紡績・鐘淵紡績(カネボウ)・大日本紡績などの各社も中国に進出。巨額な事業投資と大商社との連携で、中国国産の民族資本紡績に対し優位にたちました。
ざっくり用語解説
在華紡(ざいかぼう)とは、中国に展開された日本資本による紡績業のことです。1902年(明治35)から三井物産・日本綿花・内外綿などが中国での紡績経営に乗りだしました。第一次世界大戦後、対中輸出の減少に対処するために東洋紡績・鐘淵紡績(カネボウ)・大日本紡績などの各社も中国に進出。巨額な事業投資と大商社との連携で、中国国産の民族資本紡績に対し優位にたちました。