ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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安濃津

安濃津(あのつ、あのうつ、あののつ)は、現在の三重県津市にあって、古代から中世にかけて、日本の主要港である「三津七湊」の一つとして栄えました。特に安濃津は京に近く、平安時代から京の重要な外港・東国への玄関口として重要な位置を占めていました。しかし、1498年に発生した明応の大地震・津波で壊滅的な被害を受けて廃れてしまいます。

ちなみに「三津七湊」は以下のとおりです。

安濃津 - 三重県津市

博多津 - 福岡県福岡市

堺津 -大阪府堺市

三国湊 - 越前国坂井郡(福井県坂井市)、九頭竜川河口

本吉湊 - 加賀国石川郡・能美郡(石川県白山市(旧:美川町))、手取川河口

輪島湊 - 能登国鳳至郡(石川県輪島市)、河原田川河口

岩瀬湊 - 越中国新川郡(富山県富山市)、神通川河口

今町湊(直江津) - 越後国頸城郡(新潟県上越市)、関川河口

土崎湊(秋田湊) - 出羽国秋田郡(秋田県秋田市)、雄物川河口

十三湊 - 陸奥国(津軽、青森県五所川原市)、岩木川河口

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