文化大革命(ぶんかだいかくめい)とは、中華人民共和国で、大衆を動員して行われた政治闘争のこと。毛沢東自身が主導し、直接紅衛兵を動員して、既成の一切の価値を変革すると唱えましたが、文化や思想的な刷新を目的としつつ、劉少奇を代表とする党・政府機関および学界の実権派から毛沢東が権力を奪還する闘争でした。この文革の結果、多くの知識人が投獄・殺害され、文闘は武闘に発展、一般にも多くの死者を出してその後の中国社会に深刻な傷を残すことになります。毛沢東死後の鄧小平時代の1980年代以降「重大な歴史的誤り」として全面否定されました。
ざっくり用語解説
文化大革命
関連する学び直しノート
GHQ占領政策から講和条約へ 戦後日本の転換点を辿る
敗戦後、日本はアメリカを中心とする連合国軍(GHQ)の占領下に置かれました。占領政策の柱は日本の「非軍事化」と「民主化」。旧体制を解体し、市民社会へと転換するための改革が進められていきました。 敗戦と日本の再出発 占領政策と「非軍事化・民主化」 冷戦下における国際関係の再編と日米関係の構築 歴史年表だけでは語り尽くせない戦後日本の転換点を、ラジレキが独自解説します。
15.戦後、そして現代の日本 #34
高度経済成長と戦後日本の国際的地位
敗戦後、日本はGHQの占領下で「非軍事化」と「民主化」を進め、軍国体制から市民社会への転換を図りました。やがて、朝鮮戦争による特需が経済を押し上げ、池田勇人内閣の「国民所得倍増計画」によって高度経済成長期が到来。東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催、耐久消費財の普及とともに、人々の暮らしは大きく変わっていきました。 高度経済成長と日本経済の歩み 日韓・日中国交正常化 オイルショックやバブル経済の崩壊 占領から高度経済成長へ。そして、成長の終焉と新たな時代の入り口へ。歴史年表だけでは語り尽くせない戦後日本がたどった激動の数十年を、ラジレキが独自解説します。
15.戦後、そして現代の日本 #35