谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)は、日本の小説家。明治末期から昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得ました。初期は耽美主義の一派とされ、過剰なほどの女性愛やマゾヒズムなどのスキャンダラスな文脈で語られることが少なくありませんが、その作風や題材、文体・表現は生涯にわたって様々に変遷しました。漢語や雅語から俗語や方言までを使いこなす端麗な文章と、作品ごとにがらりと変わる巧みな語り口が特徴。代表作に『痴人の愛』『細雪』など。
ざっくり用語解説
谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)は、日本の小説家。明治末期から昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得ました。初期は耽美主義の一派とされ、過剰なほどの女性愛やマゾヒズムなどのスキャンダラスな文脈で語られることが少なくありませんが、その作風や題材、文体・表現は生涯にわたって様々に変遷しました。漢語や雅語から俗語や方言までを使いこなす端麗な文章と、作品ごとにがらりと変わる巧みな語り口が特徴。代表作に『痴人の愛』『細雪』など。