ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

大村益次郎

大村益次郎(おおむら ますじろう)は、幕末期の日本の軍人、医師、学者です。維新の十傑の一人に数えられています。大坂に出て緒方洪庵の適塾で学び、適塾の塾頭にまでなります。その後、長州藩に出仕し、幕府による徴収征討においては長州の軍事指揮官としてこれを撃退。その後の戊辰戦争では東征大総督府補佐として、官軍(薩長側)を勝利に導いた立役者となりました。太政官制において兵部省初代大輔(次官・長官の卿は皇族が就いたため、事実上の最高責任者)を務め、日本陸軍の創始者、陸軍建設の祖となりますこの兵部省は陸軍省・海軍省の前身ですので、近代日本軍全体に対する創業の功績も大きいです。一方で、新しい軍の建設に向けた動きに反対する不満分子にとっては、憎き相手でした。そのため、不満分子によって1869年に暗殺されてしまいました。

関連する学び直しノート