ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

南都六宗

奈良時代、平城京を中心に栄えた日本仏教の6つの宗派の総称。奈良仏教(ならぶっきょう)とも言います。ただし、奈良時代当時から「南都六宗」と呼ばれていたわけではなく、また、宗派というよりも、「学派」くらいの感覚で思っていた方がいいと思います。いちおう、六つとも列記しておきますね。

<奈良時代 当時>

三論宗(さんろん、中論・十二門論・百論) - 華厳宗や真言宗に影響を与えた

成実宗(じょうじつ、成実論) - 三論宗の付宗(寓宗)

法相宗(ほっそう、唯識)

倶舎宗(くしゃ、説一切有部)- 法相宗の付宗(寓宗)

華厳宗(けごん、華厳経)

律宗(りっ、四分律) - 真言律宗等が生まれた

三論宗 -消滅

成実宗 -消滅、法相宗に取り込まれた

法相宗 -現存 興福寺・薬師寺

倶舎宗 -消滅、華厳宗に取り込まれた

華厳宗 -現存 東大寺

律宗 -  現存 唐招提寺、西大寺

関連する学び直しノート