極東委員会(きょくとういいんかい、英語: Far Eastern Commission)とは、太平洋戦争に敗北した日本を連合国が占領管理するために設けられた、11カ国の代表からなる最高政策決定機関。強大な権限を有した連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の上部組織にあたるものです。とはいえ、実際に占領行政をおこなっていたGHQの意向が重んじられました。
ちなみに11か国とは、
(拒否権アリ4か国) アメリカ・イギリス・ソ連・中華民国
(拒否権ナシ7か国) インド・フィリピン・オーストラリア・ニュージーランド・オランダ・フランス・カナダ
です。また、イギリスから独立した後のビルマ・パキスタンの2か国も途中で追加されました。