自衛隊(じえいたい、英: Japan Self-Defense Forces)は、日本の保有する実力組織であり、国際法上は軍隊として取り扱われている組織です。陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊の3軍種からなり、最高指揮官は内閣総理大臣で、自衛隊の隊務統括を担う防衛大臣による文民統制(シビリアン・コントロール)の下、防衛省によって管理されています。保安隊を改組して1954年(昭和29年)7月1日設立されました。イギリスの有力シンクタンクである国際戦略研究所(IISS)の年次報告書「ミリタリー・バランス」では、2020年の日本の軍事費は世界第8位に位置付けられています。
ざっくり用語解説
自衛隊
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GHQ占領政策から講和条約へ 戦後日本の転換点を辿る
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15.戦後、そして現代の日本 #34
高度経済成長と戦後日本の国際的地位
敗戦後、日本はGHQの占領下で「非軍事化」と「民主化」を進め、軍国体制から市民社会への転換を図りました。やがて、朝鮮戦争による特需が経済を押し上げ、池田勇人内閣の「国民所得倍増計画」によって高度経済成長期が到来。東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催、耐久消費財の普及とともに、人々の暮らしは大きく変わっていきました。 高度経済成長と日本経済の歩み 日韓・日中国交正常化 オイルショックやバブル経済の崩壊 占領から高度経済成長へ。そして、成長の終焉と新たな時代の入り口へ。歴史年表だけでは語り尽くせない戦後日本がたどった激動の数十年を、ラジレキが独自解説します。
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