ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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刀伊(女真人)

刀伊(とい)と読みます。1019年に壱岐・対馬・九州に襲来した女真族の一派とみられる賊徒のこと。高麗の人々が、賊を「東の夷狄」、つまり「 東夷(とうい)」と呼んでいたのに日本の文字をあてたものと思われます。

女真族とは、現中国東北部やロシア沿海州などにいた民族で、12世紀に「金」という国を建国し、モンゴルにやられて一時期勢力が減退しますが、さらに後の17世紀には満洲族として後金を経て「清」を建国する民族です。

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