バブル経済とは、概ね不動産や株式をはじめとした時価資産価格が、投機によって経済成長以上のペースで高騰して実体経済から大幅にかけ離れ、それ以上は投機によっても支えきれなくなるまでに膨張した経済状態を指すものです。経済学の定義では、バブルとは「ファンダメンタルズ価格(理論価格)から離れた資産価格の動き」とされています。
日本では特に、内閣府の景気動向指数(CI)上で、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象のことをバブル経済・バブル景気・バブルと呼びます。