関東ローム層は、約50万年前から1万年前の第四紀更新世の火山活動によって形成された火山灰起源の地層群です。そのため戦前(岩宿遺跡の発見前)には、この赤土層の中などに、人類の生活痕跡や石器が残されているはずがないと考えられていました。さらに降りしきる火山灰の中で、人類は生きていくことができない「死の世界」を意味するものと考えられていました。
世界観としては、漫画の『ドラゴンヘッド』や『太陽の黙示録』、『Dr.Stone』とかイメージしてもらうといいかも。でも、実際には違ったわけですね。
ざっくり用語解説
関東ローム層は、約50万年前から1万年前の第四紀更新世の火山活動によって形成された火山灰起源の地層群です。そのため戦前(岩宿遺跡の発見前)には、この赤土層の中などに、人類の生活痕跡や石器が残されているはずがないと考えられていました。さらに降りしきる火山灰の中で、人類は生きていくことができない「死の世界」を意味するものと考えられていました。
世界観としては、漫画の『ドラゴンヘッド』や『太陽の黙示録』、『Dr.Stone』とかイメージしてもらうといいかも。でも、実際には違ったわけですね。
日本における人類の歴史は、まだ大陸と地続きだった頃に、大型動物を追って流入したり、海流に乗って島嶼部からやってきたりしたところから始まります。その後、温暖化に伴い海面が上昇したことで、日本列島は大陸から独立。旧石器時代、縄文時代へと独自の発展を遂げることになります。 人類発展の歴史と日本列島の始まり 旧石器時代の特徴 縄文時代の特徴 歴史年表だけでは語り尽くせない人々の生活の様子や、後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。
01.日本の夜明け #01
弥生時代になると、稲作が始まり、狩猟・採集を中心としていた生活から大きく変わり、人々は定住して田畑を広げるようになります。 稲の生産量が高まり、稲の貯蓄もできるようになったことで、生活が豊かになった反面、富の蓄積による身分の違いや争いが生まれ、人々は争いあうようになります。 弥生時代の始まり 縄文時代と弥生時代の違い 邪馬台国の台頭 歴史年表だけでは語り尽くせない彼らの野望、戦略、そして後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。
01.日本の夜明け #02